ワークフローをレコーディングする

UiPathを使うメリットは、やはり手作業を自動化するところにあります。そこでレコーディング機能を使えば、手作業をレコーディングして自動処理にできます。

今回は、ウェブサイトにログインをして、検索をするところまでを自動で行うよう設定したいと思います。

UiPathのレコーディング機能は左記の様にいくつかモードがあります。詳しくはこちらを参照ください。






まず、あらかじめサイトをウェブブラウザーで呼び出しておきます。今回はアマゾンにログインしたいと思いますので、呼び出しておきます。

レコーディングからWebを選びます。

レコーディングを押して開始します。

マウスを移動していくと、現在選ばれている箇所が青枠で表示されます。これはUiPathがセレクターとしてその個所を認識しているからです。

さらにマウスの現在の位置や、そのセレクターの大きさの情報が表示されます。

それでは、アカウント&リストをクリックしてログインの画面に移りましょう。クリックしてから、ログインの画面が表示されるのに数秒以上かかるので、気長に待ちましょう。

ログイン画面が表示されたら、メールアドレスまたは携帯電話番号を入力するフィールドを1回クリックします。数秒後にUiPathの入力ダイアログが下記のように出てくるので、ここにメールアドレスを入力します。さらにフィールド内を削除するにチェックを入れます。全角入力モードになっている場合は、先に半角モードに切り替えておいてください。

入力後はエンターキーを押して、次へ進むを押します。

赤枠内にログインのメールアドレスを入力する

ここでパスワードを入力しますが、パスワードを入力フィールド内を削除するにチェックを入れます。

入力後はエンターキーを押し、次へ進むをクリックします。

フィールド内を削除するのオプションは、UiPathが一度フィールド内を削除し空欄にしてから、自動入力を行います。これは、すでに何かが入力されていた場合には、その後に続けて入力されるのを防ぐ機能です。

パスワードを入力のオプションは、入力箇所が非表示になります。

レコーディングを一時中断したい場合は、ESCキー(エスケープキー)を押すと中断されます。再び再開したい場合は、レコーディングを押します。

ログインが完了し、トップ画面が表示されましたか?もしパスワード入力の後に電話番号確認等の画面が表示されたら、ESCキーを押してレコーディングを一時中断し、無事ログインが終わった時点で再びレコーディングボタンを押して再開してください。

検索フィールドを一度クリックして、好きなワードを入れてエンターキーを押して下さい。検索の候補が表示されますが、そのまま入力フィールド右横にある検索ボタンを押します。

最後にエスケープキーを押してレコーディングを終了します。

参考にしたサイトのリンク
https://www.uipath.com/developers/video-tutorials/recording