変数のプロパティには変数名、変数の型、スコープと規定値というのがあり、その中のスコープの説明をしていきます。
スコープとは、変数の使用可能範囲のことです。
例えば、未読メールの確認の章で使った変数messageCountを見てみると、設定されているスコープはシーケンス、本体、フローチャート3と選択ができます。ここで、スコープをシーケンスと選択すると、この名前のシーケンス内でのみこの変数が使用できます。他の階層ではこの変数を見つけることが出来ません。
一方スコープを本体と選択すると、本体のシーケンス内での使用ができます。この場合、その下の階層にあるシーケンスでの使用も可能になります。
フローチャート3をスコープで選択すると、このフローチャートに含まれているすべてのシーケンスでこの変数が使用できるようになります。

もし変数をすべての場所で使いたいのであれば、スコープを一番元の階層(この例ではフローチャート3)に設定する必要があります。
参考にしたサイトのリンク
https://docs.uipath.com/studio/lang-ja/v2016.2/docs/the-variables-panel