変数とは、値を代入できる文字や数字のことを言います。 例えば数学で x とか y に数字を代入する方程式を習ったことがあると思います。代入する数字によって結果も変わってきますね。 もっと簡単に言ってしまえば、物を運ぶときに入れる箱のようなものです。
UiPathで使う変数は、数字だけではなく、文字列など様々な値を出し入れすることができ、なおかつその入れ物も何を入れるかによって変わってきます。つまりみかんはみかん箱、ビール瓶はビールケースに入れるという感じでしょうか。

ここで、UiPathで使う変数の種類の例を挙げておきます。変数を作成する時に、変数の種類をあらかじめ決めておかなければなりません。
整数を入れる変数の型 … Int32
文字列を入れる変数の型※ … String
True、False(はい、いいえ)を出力する変数の型 … Boolean
数値、日付、等様々な種類の値を入れられる変数の型 … GenericValue
ほかにもっと沢山の変数がありますが、これらが最もよく使う変数だと思います。
変数の型であるGenericValueは、UiPath Studio独自の変数の型であり、数値、日付、テキストなど種類の違う値を入れておくことが出来ます。自動変換メカニズムがあるため、式を正しく定義することによって、正しい結果を出力することが出来ます。ただ使い方によってはエラーを引き起こすこともある様です。GenericValueに関する外部リンク
https://docs.uipath.com/studio/lang-ja/docs/genericvalue-variables
https://docs.uipath.com/studio/lang-ja/docs/genericvalue-variables
※ この変数の型には整数も入れられますが、文字として扱われるので、代入演算子(計算式)には使えません。
変数には適用される範囲を定義するスコープというものがあります。詳しくはこちら
参考にした外部サイト
https://docs.uipath.com/studio/lang-ja/docs/types-of-variables